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学校に来ない人は弱い?〜学校に来ない人との出会い1〜
私が今の仕事をするきっかけになった直接の要因は
公立の高校で教えたことです。高校の入学式直後に
辞めていく子ども達と話していて、どうしてこの子
ども達がやめていくのだろうか、と疑問をもちまし
た。



ところが、学校に来ない人との出会いは実はもっと
前にさかのぼります。



私が中学3年のとき、同じクラスの女の子が学校に
来ていませんでした。それもずっとです。ある日、
担任と一緒にその子の家に行く事になりました。



どうして行く事になったのかは忘れてしまったのですが、
彼女の家まで担任と行きました。彼女はどちらかというと
元気のいい方で、当時でも髪の毛を染めているような、
ちょっと不良っぽい生徒でした。中学2年の時は違う
クラスであまり学校にも来ていませんでしたから、
何回か見かけた程度ですが、忘れないくらい目立って
いました。



その彼女の家に行くのですから、ちょっとどんな感じ
なのか心配なところもありました。まあ、何か言われ
ても担任も一緒なので、気にすることはないかと、
思いながら、担任に彼女は今はどうしているのかと、
たずねたりしながら彼女の家まで行きました。



彼女の家の前まで行くと、カレーライスのいい匂いが
していたことは、今でもはっきり覚えています。
担任から連絡が行っていたのか、着くとすぐに家に
入れてくれました。



そのとき、カレーライスを作っていたのは彼女だった
ことを知りました。それも弟のために作っていたのです。
正直にその話をしている彼女の顔を見て、学校で見かけ
たときとは大違いなことにびっくりしました。



その上、彼女の口から、両親がいないこと、おじいちゃんと
おばあちゃん、彼女、弟の4人で生活していること、
お金が必要なので、年齢をごまかしてアルバイトを
していること、そのために学校に行けないことなどを
はじめて知り、驚きと共にすごいなあとも感じていました。



学校でどうしてあんな態度なんだろうという疑問は、
彼女から家の事情を聞いて、十分に理解が出来ました。
それと同時に、なんと彼女は大人なんだろう、自分は
まだまだ子どもだとすごくショックも受けました。



これが学校に通っていない人とのはじめての出会いでした。
今とは時代があまりにも違います。ですから、今の子ども
達がおかれている状況とは比べることもできません。



また、同じ不登校であっても家庭の状況は全く異なります。
彼女と同じような家庭事情で不登校にならざるを得ない
子どももいるかもしれませんが、今は家庭環境は彼女の
ようなことはない子どもが多いと思います。



ですから、比較することはできません。
でも、彼女が持っていた優しさ、温かさ、感受性という
ものは、今の不登校の子ども達にも共通するものがある
と私は思っています。



よく不登校の子ども達は根性がない、弱いというような
ことを言う人がいます。確かにそういう一面もあるかも
しれません。でも、そういう人たちに私はいつも、「じゃあ
実際に家から一歩も外へ出ずに1ヶ月過ごせますか?」と
聞いています。これはなかなかできないのです。相当、
意志が強くないとできません。ですから、不登校をする
人が弱いのではないのです。そのことだけはわかって
欲しいと思うのです。



さて、こんな中学校での経験が高校でも続きます。私は
高校でも学校に来ない友達と仲良くしていくことになります。

 

 

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