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学校に来ないことは悪いこと?〜学校に来ない人との出会い2〜

私は市立中学から県立高校に進学を
しました。高校時代の私はお世辞にも
勉強をしたとは言えません。


正直なところ、勉強ができるような
優秀な生徒ではなかったことは確かです。


だからと言って、何かクラブに打ち込んだ、
というわけでもないのです。ただ、何となく
過ごしたような気がします。


ただ、一つだけ、好きなことがありました。
それはギターを弾くことです。中学の
音楽の授業ではじめたギターを高校でも
続けていました。当時、フォークギターから
エレキギターへと好みも変わっていました。


そんな高校生活の中で、仲良くなった友達
が途中から学校に出てこなくなりました。
中学のときから、そういう人たちに接して
いたので、それほど心配をしたりはなかった
のですが、楽器の話ができないので、それは
嫌だったことを覚えています。


その彼は、学校にはときどきは出てきて、
出てくるといろんな話をしたのですが、
またしばらく会えなくなって、ということを
繰り返しているうちに、そのうち全く出て
来なくなってしまいました。


何で来ないのかとについて、周りの人たちは
いろいろと言っていたように思います。当時は
今と違って、不登校ということはありえない
時代だったからです。


ところが、ある日、突然、放課後に学校に
ギターを持ってきて、私の顔を見るなり、
そのギターを私に渡して「これやるわ」と
言ったのです。ハードケースを開けてみると
彼のお気に入りのギターが入っていたのです。


「こんなもん、ただでもらえるはずがないやろう」
と応えた私に、彼は「いいから」と言い残して
帰ってしまったのです。


途方にくれた私は、とにかく返しに行く事に
して、他の友達と一緒に彼の家に行ってみたの
ですが、なんと、もう誰もいなかったのです。
彼は誰にも言わずに高校を中退して、引っ越して
しまったのです。


彼の担任の先生に聞いても、どこに引っ越したか
わからないとのことでしたから、私もどうする
こともできず、呆然とするばかりでした。

これが高校での学校に来ない人との出会いでした。


私が中学、高校で出会った学校に来ない人達は
私に対しては本当にやさしく、温かい心を持った
人達だったと今も思っています。長い時間の間に
美化してしまっていることがあるかもしれませんが、
それでも、心の優しい人達だったと思うのです。

他人を思いやる気持ち、大切な人を思いやる気持ち
にあふれた人達だったという思いが、自分の心の中に
常にあったように思います。そのことが自分の心を
学校に行かない子ども達と一緒に学んで行く事を
選ぶ一番の基になっていると思います。

自分の仕事をする上でのルーツはここにあるのかも
しれません。


ちなみに、彼がくれたエレキギターは今でも弾ける
状態で大切に持っています。

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