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母親
先日、今年の2月に講演をさせていただいた内容が本になって出版されました。他の先生方の講演とあわせてということになりますが、少しでも多くの方々に読んで何かしら感じていただければと思います。



実は、その時にもお話させていただき、本の中にも書いてあるのですが、最近不登校や引きこもりの子どもを持つ母親について、首をかしげることが増えてきています。もちろん。子どものために、ものすごく一生懸命学び続けているお母さんもたくさんいます。パーソナルアカデミーだけでなく、私が関係する機関にも母親として何とか子どもが元気になるためにと学び続けているお母さんが多く、ほとんどがそんなお母さんだと言ってもいいと思います。



ところが、そんな中に子どもが悩み苦しみ母親に助けを求めているにもかかわらず、子どもの気持ちに答えようとしない母親がいるのです。この子どもたちというのが偶然なのかそうでないのかは今の時点ではわからないのですが、間違いなく命の危険にさらされている子どもたちなのです。拒食症、リストカット、オーバードーズ、自殺未遂など一歩間違えばということが必ずあるのです。一歩間違えたらというのはおかしいと思う方もいるかもしれません。しかし、彼らは好きでそうしているのではないのです。そのことも母親としてわかってあげて欲しいのですが、わかろうともしない態度に子どもたちは絶望の淵に追いやられてしまいます。彼らに再び元気になって欲しいと思えば思うほど、この「母親」という存在をどうにかしないといけないという気持ちに私たちもなってしまいます。



そんなことを考えていると眠ることもできず、まんじりともせず夜が明けてくるのを見つめていることがあります。先日も全く眠ることもできず、仕方なく部屋の中を少し片付けていたとき、昔学生のころによく聞いたCDを見つけ、小さな音で聞きていました。その中でこんな歌詞を聞いて、思わず「せめてこう思ってくれれば…」と思ってしまいました。歌の中の主人公は家を飛び出して行ってしまいます。その子に対して母親(歌の中では「彼女」とうたわれているのですが)は「壊してしまうのは一瞬でできるから、大切に生きて」と泣くのです。



私のところで今、極端に苦しい状態の子ども達の母親にせめてこう思ってくれたら、もっと彼らは元気になれるのにと思わずにはいられないのです。どうしてそうできないのか、子どもの苦しみをわかろうとしないのか、私には

理解できないのです。なぜなのでしょう。これからもこのこととはしっかりと向き合い、子どもたちが自らの命を縮めてしまわないように何とかできればと思っています。
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Comment
いつも親の会でお世話になっているものです。谷先生がここまで私達不登校の子や親のことを引き受けて抱えていてくださって、感謝の気持ち、心苦しく重たい気持ち、申し訳ない気持ち、先生のことが心配な気持ち、なぜなんだろうという気持ち・・・いろんな気持ちが入り混じっています。まず何よりも、私たちの指針であり希望である谷先生のお体が心配です。心配をおかけしている立場の私が言うことはヘンですが、そしてこんなこと言ってお気を悪くされたら申し訳ありませんが、日々の悲惨なニュースを見て、自分のことのように受け止めて、心を痛めてエネルギーを奪われていく我が息子と、先生のお姿が一瞬ダブって見えてしまったのです。
Posted by: shin |at: 2006/09/24 12:43 PM
誠実で真摯に、私たちのような親子に向き合ってくださるからこその苦しみ、悩みを何ケースも抱えていらっしゃる先生。カウンセラーの先生で、ミイラ取りがミイラになるというお話を聞いたことがあります。同じ年くらいの先生にヘンですが、息子に向かって言うような、そしてうつ状態を通ってきたものとして自分に向かって言うような気持ちですが、「どうぞご自愛ください。どうかご自分を大切になさってください。」先生はご自分ひとりのお体ではありませんから・・・。ことの深刻さがわかっていないから言えることと、気分を害されたかもしれません。失礼をどうぞお許しください。さて問題の『母親』について。私の中に母親的な養育性が育っていたかというと、恥ずかしく、情けないことに、十分に育っていなかったということが今となっていえることです。それは社会や、時代や、私の周りの大人や、自分の中の”負の部分”を扱うことです。でもそれは、ゲド戦記ではないけれど、同時にそれらの”正の部分”を扱うことでもあるのだと最近そんな気がしてきた私です。抽象的にしか言えず、申し訳ありません。
Posted by: shin |at: 2006/09/24 1:23 PM
shinさん あたたかいお心遣いありがとうございます。
何か本当の母親に言われているような気持ちになりました。最近は自分ひとりで何でもできるわけではないから、正直に周りの人の助けを借りています。
ミイラ取りがミイラになってしまうということは私もよく聞いております。ですから、自分の体調管理だけはしっかりとしようと思っていますが、なかなか意思の弱い人間ですからうまくいかないこともあります。またご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
母親に限らず親になることは簡単でも育てるのは簡単ではないとつくづく思います。でも、一緒に成長していけたらそれでいいのではないかと思うのです。親と子どもが子どもの不登校をきっかけにして、それぞれ自分というものを見つめなおし、共に成長できれば、気がついたときには子どもの不登校は解決しているのではと思うのです。
どう思われますか?
Posted by: 代表者 |at: 2006/09/25 12:43 AM
そうですね。私の場合、子どものおかげで私が成長させられていると最近やっと気づいたところなので、まだまだこれからですが、おっしゃるように「気づいたときには解決していた」なんていうことになってたら、いいな〜と思います。『共に成長していくこと』。これしか解決の方向はないのですものね。再び『母親』について。その母親(=私でもある)は、自分の人生を抱きしめてられていないのだと思います。そしてそのことにさえ、気づいていないのだと。でもそのことが無意識の苛立ちとなって、その満たされない思いが周りに発せられてしまい、特に身近にいる繊細な子どもたちに向けられてしまうのでしょう。お母さんが健全な自分を取り戻すこと・・・そのことがとても大事な気がします。[そして同じことが父親−お父さんにもいえると思います。]
Posted by: shin |at: 2006/09/26 1:19 AM
夕べのコメントに5行目、「・・・抱きしめてられていない・・・」は「抱きしめられていない(抱きしめることができていない)」の間違いでした。子どもに笑顔になってもらうことを望むのであれば、すぐに本当を見抜いてしまう子どもたちだけに、こちらが芯から本当の笑顔にならないと。そういう生き方をしないと、あの子たちには通用しないのだということですね。
Posted by: shin |at: 2006/09/26 10:03 AM
親になることを考えるとき こんなに大変な事なのに
何の許可証も認定書も要りません。

色々な方がいて 人を変える事は大変な事だと
考える私がいて・・・
でもT先生はその親に変わる努力をしてもらわないと
この子達は救われないという現実も一方で間違いなく
ある訳ですね。

人が100人居たら100通りの想いがあるように
親もたぶん100通りなのでしょうが・・・。
変わりたいと思っていない人を変わって欲しいと
思うジレンマ。そんな想いが伝わってきます。

子供が親を早く断ち切る事なんでしょうか?
本当に難しい事ですね。

しんどい時を経験して今子供の笑顔は私の宝物です。
そして私と夫の笑顔もまた 子供の宝物でしょうね。
Posted by: rise |at: 2006/09/29 12:52 PM
shinさん、riseさんありがとうございます。
すっかり返事が遅くなってしまいました。

私はお母さんが自分の人生を楽しんで欲しいと思っています。ところが子どもが学校に行かないということがお母さんにとってはものすごく苦痛なのだと思います。

どうしてなんでしょう?

子どもがその判断をしたのです。もちろん子どもにもよくわからないまま学校行けないということもあると思います。それでも、その子どもの潜在意識がそうさせているのですから、その子どもが判断したといっていいと思うのです。その子どもが判断したことを、ただ、応援してあげればいいのではないかと思うのです。ところが、大人の価値観でこうしたら得だとか、こうした方がこれから先が楽になるからとか、子どもの人生が少しでも楽で安心して生活できるようにと思いいろいろ思うのだと思います。

そんなことは子どもたちも知っているのです。それでも動けないのです。動かないのです。それならば、そのまま応援してあげるだけでいいのではないでしょうか。

そのことだけで、子どもたちは元気になっていくと私は思うのですが、いかがでしょうか。
Posted by: 代表者 |at: 2006/10/09 9:27 AM








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こんにちは!突然のトラックバック失礼します。よろしければ摂食障害について情報交換しませんか?
ダイエット成功法則 | at: 2006/12/02 9:54 PM

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